礼拝
渡部信
常盤台バプテスト教会 2023.4.16 主日礼拝 「キリストの復活の力」渡部信牧師【ルカによる福音書 24章11～53節】(新共同訳 新約P.160〜162)
- 音声メッセージ
礼拝終了後掲載いたします。通信料が心配な方はこちらからご視聴ください。- 礼拝プログラム
- 前奏
招詞 ホセア書 6章1～3節 司式者
祈祷 司式者
賛美 新生241番「その日イエスは復活された」1.3節
献金感謝 司式者
聖書 ルカによる福音書 24章11～53節
特別賛美 第一礼拝「エルサレムの朝」M&M's
第二礼拝「Lord I lIft your name on hIgh」シャイン
宣教 「キリストの復活の力」渡部信牧師
祈祷
賛美 新生537番「重い荷をにない」1.2節
頌栄 新生672番「ものみなたたえよ（B)」
祝祷
後奏 - 宣教概要
- 先週、イースターを迎え、私たちは死より甦ったイエス・キリストを心からお祝いをしました。イエス・キリストの復活の出来事は、私たちの内にある罪を取り除くことによって、肉体が死んでも、私たちが待ち望んだ永遠の命に至る道を供えてくださったことの証でもあります。
神はその独り子なるイエス・キリストを十字架につけてまで、罪の贖いの供え物、犠牲となって私たちを愛された。それは神の御子主イエス・キリストを信じる信仰によって一人も滅びることなく、永遠の命に与かるためである、とヨハネ３章16節に書かれている通りです。これはあまりにも高価で、有難い救いでもあります。この最高の愛を、神様はイエス・キリストを通して私たちに示してくださったのですから、主イエス・キリストを神の御子と信じて、神との愛の交わりに加わることによって、これからも恵みの道を歩んで参りましょう。
復活信仰とは、イエス様が甦った勝利を得られたより以上に、私たちがその復活に与り、私たちの信仰が復活することが本当のテーマです。
何故なら、イエス・キリストは、この世に来られた時から、肉体を持った神の御子であり、既に復活の力を持ち、永遠の命を持った方だからです。ここが一番大切なポイントです。私も長い信仰生活の中で、様々な復活信仰の理解に接しながら、何度も50年間、聖書を繰り返し読みな、神であるイエス・キリストが、死んで甦られたと言うことは特別な奇跡ではなく、始めから永遠の命を持つ方、復活の力をもってこの世に来られたことの証なのです。まったく時系列の順番は逆であることを知る、これがクリスチャン信仰で最も重要なことです。そうでないとイエス・キリストの復活は奇跡となり、理性では信じられなくなり、様々な教えに翻弄されることになります。
何故、イエス・キリストは十字架で死を経験されたのか、それは肉にとりつく私たちの罪をご自身の贖いの行為によって救いの道を、信じる私たちに供えるためであり、その業をなし終えれば、イエス・キリストが復活することは当然のことだからです。
このことは最初、お弟子さんには理解できませんでした。３つの共観福音書を読んでみますと、まず、イエス様はたびたび、メシアは最後に苦しみを受け、三日目に当然のごとく甦ることを弟子たちに何度も話しましたが、理解できなかったことが記しております。（ヨハネ福音書だけは、「私は復活であり、命だ」と少し異なります。）
三日目に甦るという聖書の箇所は、今日、礼拝の初めに朗読して頂いた旧約聖書のホセア書からの引用でして、もう一度読みますと
「さあ、我々は主の元に帰ろう。主は我々を引き裂いたが、癒し 我々を打たれたが、包んで下さる。主は二日の後に我々を生き返らせ 三日目に起き上がらせてくださる。我々は主の前に生きる。我々は知ろう。主を知ることを切に求めよう。主は曙の光のように必ず現れ 雨のように我々を訪れる。地を潤す春の雨のように」。イエス様は、ご自分の復活預言を告げ、また神殿の建物を壊して三日目に立て直す言葉もこの三日目に関連付けて発言されております。ただこのホセア書では、主語が逆になっていて、我々が主語になっており、何と弟子の立場から記されているのです。・・・・・